フランク・シナトラ、キム・ノヴァクの「黄金の腕」。

皆さん、こんにちは、
「夢なければ、死を選ぶべし」の、

カツ丼小僧です、(笑)

 

今回、紹介する、ちょっと危ない映画は、

オットー・プレミンジャー監督の、

「黄金の腕」(1955年)です、

 

フランク・シナトラ、39歳、

エレノア・バーカー、32歳、

キム・ノヴァク、22歳の時の作品です、

 

この映画の見所は、やはり、………

キム・ノヴァクの豊満セクシーな若い体、

………というのも、ありますが、

(ウシシシシ、……… )(笑)

 

やはり、麻薬中毒者に扮する、シナトラの

                      禁断症状に苦しむ、迫真の演技、

                      といった所ではないでしょうか?

 

「黄金の腕」との異名を持つ、トランプカード配り手の名手、

フランキー(フランク・シナトラ)は、自分の手落ちで、車椅子生活を余儀なくされた、

妻のザッシュ(エレノア・パーカー)と生活している、

 

フランキーは、妻に対しての償いの人生を送るが、一方で、彼の事を親身になって、

心配してくれている、酒場のホステス、モリー(キム・ノヴァク)がいる、

彼は、カード配りの名人だったが、一方で、プロのドラマーを目指していた、

 

その上、麻薬にも手を出し、やめられないでいたので、段々と、

恐ろしい、発作や痙攣、手足のしびれ、等の禁断症状が表れて来ていた、 

結局、麻薬中毒のために、カードの配りも、ドラムも、両方を棒にふる事になる、 

 

 

原作は、ネルソン・オルグレンの、「黄金の腕」。

麻薬をテーマとする、この原作は、犯罪映画を規制する、

ヘイズ・コード(アメリカ合衆国における、映画の検閲)により、

映画化は困難だったそうですが、プレミンジャー(監督)が、

なんとか、実現にこぎつけたそうです、

 

また、この映画は、初めて本格的にモダン・ジャズを取り入れた先駆けとして、

高く評価されていて、僕も、当時、父親が買って来た、映画音楽全集の

カセット・テープの中にある、この「黄金の腕」の音楽を、よく聴いていました、

(他にも、「エマニエル夫人」、「サウンド・オブ・ミュージック」、等がありました、)

 

ところで今回、車椅子の妻、ザッシュ役を好演していた、

エレノア・パーカーという女優さん、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)

にも、重要な役で出演していたそうですが、

先月の9日に肺炎で亡くなったばかりだそうです、(享年91)

 

でも、先月の9日といえば、僕が、刀根麻理子さんのLIVE&懇親会に出掛けた日です、 

 何か因果でもあるんでしょうか?

と、何でも、因縁に結び付けようとする、迷信好きの、悪いボクチンです、(笑)