皆さん、こんにちは、
横浜中華街は、目と鼻の先ですが、
あまり、行った事のないカツ丼小僧です、
(笑)
今回、紹介する映画は、
森繁久彌シリーズ、第三弾 ! !
「喜劇 駅前飯店」(1962年)です、
舞台は、横浜中華街、
でも、この話は、ストーリーの流れとか、
面白さというよりも、細切れな単発的な
ギャグのつなぎといった物で、
ストーリーに関しては、
一つの大きな芯がないように思われます、
森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺の、
カタコトの日本語で話す、
メタクソな中国語が面白い、
本来、大きなストーリーがあって、そのストーリーの流れに沿って、
ギャグを作り上げて行く、という僕の考えとは、かなり違っていますが、
まぁ、言葉遊びの面白図鑑、という目で見れば、楽しめるのではないかと思います、
このお笑い映画は、あまり、話の筋は追わないで、登場人物の動きやセリフの面白さ、
表情、などにこだわって観た方が面白いかもしれません、
まぁ、森繁映画の「社長シリーズ」と共に、東宝映画の全盛時を支えた、
「駅前シリーズ」ですので、あまり悪くは書きたくありません、(笑)
製作されたのは、僕の生まれる1年程前ですが、………
そして、この映画には、当時、読売巨人軍の選手だった、王貞治さんが、
ゲスト出演しています、
「喜劇 駅前飯店」は、昭和37年の12月に公開された映画なのですが、
この、昭和37年という年は、王貞治さんが、一本足打法(フラミンゴ打法)を開発し、
公式戦で38本のホームランを放って、初のホームラン王に輝いた年なのです、
王さんが、22歳の時の映像です、改めて、新鮮な感じがしますね、
それと、その王貞治さんに憧れ、野球選手を目指す、高校生の健太郎役に、
水戸黄門の「うっかり八兵衛」で有名な、高橋元太郎さんが出演しています、
いや~~、なんとも初々しい、……というよりも、あまり変わっていないような、(笑)
あと、占い師の紅生姜役に、森光子さんも出演し、多彩な顔ぶれです、
※この映画の他の出演者(キャスト)は・・・
池内淳子、 大空真弓、 乙羽信子、 三木のり平、 山茶花究、
柳家金語楼、 淡路恵子、 淡島千景さん、等です、