皆さん、こんにちは、仕事始めも、正月も、
まったく関係なく、
いつも通りの、カツ丼小僧です、(笑)
これから、数ある、森繁久彌さんの、
「社長シリーズ」の中から、
珠玉の3作品を、3日に渡り紹介します、
その第1回目として、今日、紹介するのは、
「社長道中記」(1961年)です、
何ですかね、僕は、なんか、昭和30年代
ぐらいの、こういう、ほのぼのとした、
ゆったりした雰囲気の、笑える映画が
大好きなんですよ、
植木等さん、クレージー・キャッツの、
「無責任男シリーズ」とかね、
昭和30年代の、映像、色彩、センス、
のんびりとした、人情味のある、大らかな時代、
………と、言いたい所ですがね、………実際に、その時代を生きてみたらどうでしょう?
これは、あくまで、作られた虚像の、映画の中の話、という事で、………(笑)
僕は、この映画のDVDを、たまたま、コンビニで買ってきた、
飴玉、「チャオ」(サクマ製菓)の復刻版を舐めながら観ていました、
子供の頃、本当にお世話になった飴玉で、
当時のCM、「♪チャオチヤオっと、舐めっチャオ、」でも有名でしたね、
大きさも当時のままの物で、この映画の雰囲気にピッタリでしたね、
偶然でしょうか? それとも神様の思し召し? (笑)
太陽食料社長、三沢英之助(森繁久彌)は、自社が製造している食料品が
売れ行き不振のため、直接陣頭指揮を執るべく、大阪支社へ出張する事になる、
社長の浮気を封じるために、社長夫人(久慈あさみ)から、
随行の任を命じられた桑原(小林桂樹)は、社長の見張り役、ボディーガードとしてお供するが、やはり、社長の浮気の虫は治まらず、
芸者・ひょうたん(新珠三千代)に、ちょっかいを出して近づいてみたり、
バーのマダム(淡路恵子)を、わざわざ大阪にまで呼び出してみたり、………
また、自社の新製品、マムシ、カエル、カタツムリの缶詰の宣伝のため、
飲み会、宴会での、面白宣伝芸までやる事に、………
(上写真・缶詰の中から、左・小林桂樹、中央・森繁久彌、右、三木のり平、)
でも、この作品の淡路恵子さん、当時、27歳なんですけど、失礼ですが、
綺麗には綺麗なんですが、随分と老けているというか、大人びた顔をしていますねぇ、
27歳でバーのマダム役っていうのも、いささか無理があるような気もしますがね、(笑)
でも、彼女の、タバコの吸い方は凄くサマになっていて、色っぽく、
当時の銀座ホステスの憧れの的となって、誰もが、その姿を真似したそうです、
あと、森繁久彌さんは、撮影当時、47歳という事になりますが、実際、森繁さんは、
96歳まで生きたので、ちょうど、人生のど真ん中、という事になりますね、
我が世の春を謳歌していたんでしょうか? 本当に生き生きしています、
それから、随行員役の、小林桂樹さんは、当時38歳ですが、
なんとなく、風貌が、欽ちゃんファミリーの斎藤清六さんに似ていますね、
それだけで、ちょっと笑えました、(笑)
※この映画の他の出演者(キャスト)は・・・
三橋達也、 加東大介、 団令子、 浜美枝、 八波むと志、
飯田蝶子、 山茶花究、 塩沢とき、さん等です、