マレーネ・ディートリッヒの「モロッコ」。

こんにちは、

誰もが、わかっているでしょうが、

カツ丼小僧です、(笑)

 

今回の古典映画は、

「モロッコ」(1930年)です、

アメリカ映画、

監督・ジョゼフ・フォン・スタンバーグ

 

見出しの名前を、ゲーリー・クーパーに

するのか、マレーネ・ディートリッヒに

するのかで、相当悩みましたよ、………

 

やっぱり、読者は、

男の方が多いでしょうから、苦渋の選択で、

マレーネ・ディートリッヒにしました、(笑)

 

どちらも、名俳優、名女優ですからねぇ、

知名度も、今更、言うまでもありませんが、

若い人達には、馴染みがないでしょうね、

 

当時、ゲーリー・クーパー、29歳、マレーネ・ディートリッヒ、28歳の時の作品です、

 

両者とも、1901年の生まれですが、マレーネ・ディートリッヒは、

「嘆きの天使」(ドイツ初のトーキー映画・1930年作品)についで、

2作目の作品で、ハリウッドデビュー作だそうです、

 

僕は、以前、このブログで、マレーネの事を、この顔が、本当に美人と言えるのか、

わからない、などと失礼な事を書きましたが、この映画での彼女は、もう、

申し分ない程、色っぽい。 まぁ、28歳で若かった、という事もあるんでしょうかね、

 

それに、彼女、何か、カラーより、白黒の方が似合うんでしょうか? 

というより、あまり、カラーの写真を見た事がありませんね、

まぁ、昔の人で、1975年のコンサートの最中に足を骨折して、引退してしまったそうです、

 

まぁ、女優なんて物は、ただ、顔の形が整っていて、美しいというだけではダメです、

やはり何か、強烈に、グッと男を惹きつける色香や才気がないとね、

押し出しの強さも必要です、(笑)

 

ちょっと、DVDのパッケージの文を引用して、この映画のあらすじを言いますと、 

 

灼熱の地、アフリカのモロッコに帰還してきたフランス外国人部隊所属の

アメリカ人青年トム(ゲーリー・クーパー)。 名うてのプレイボーイとしても

鳴らすトムだったが、とある酒場で放浪の歌姫、アミー(マレーネ・ディートリッヒ)

に出逢い、一目で惹かれてしまう。 

 

ところがトムは上官の妻との不倫が発覚。

嫉妬に狂った上官の手によりサハラの戦場に送られることになる。

一度は、アミーとの逃亡を考えるトムだが、彼女が裕福なフランス人紳士、

ベシェールに求婚されていると知ると、

幸せを願う書き置きだけを残して戦場に去る、

 

という事ですが、結局、この映画は、アカデミー賞4部門に

ノミネートされていながら、どの部門での受賞もなかったそうです、

 

こういう事もあるんでしょうかね、 中々、良い映画だと思うんですが、………

でも、このDVD、デジタル化されたフィルムだそうで、

昔の映像が大好きな僕としては、修正なしの、そのままのフィルムを観てみたかった、

 

1930年の物ですよ、 もったいない、……… 

僕としては、修正された物は、ちょっと意味がないんですが、………

でも、今では殆どの物が修正されているんでしょうねぇ、………

まぁ、確かに観やすいには観やすいんでしょうが、………

 

う~~~~ん、 一長一短ですか、ねぇ???