イギリス古典映画、「ヘンリー八世の私生活」。

皆さん、こんにちは、映画大好き、

世界史大好きのカツ丼小僧です、

 

また、これから、暫くの間、僕の、

古典映画、夢想飛行にお付き合いください、

 

今回紹介する映画は、

「ヘンリー八世の私生活」(1933年公開)

で、イギリス映画です、

 

ヘンリー八世とは、もちろん実在の人物で、

イギリス、チューダー王朝の

イングランド国王で、戴冠が1509年

ですから、16世紀前半が舞台です、

 

痛快豪快、無類の女好きで、精力絶倫、

離婚を禁じる協会に反抗して、

妃を6人も交換した王様人生、とありまして、パッケージの文を、そのまま引用しますと、

 

英国国王ヘンリー八世は、無類の女好きで勢力絶倫だった、宮廷の伝統をぶち恐し、

離婚を禁じる協会に反抗して、王妃を6人も取り替え、うち2人は不倫したと、

首斬りの刑に処した、

よく飲み、腕っぷしが強い巨体、勝手気ままに行動して波乱の王様人生を送った、

横暴な専制君主である一方、ユーモアとウイットに富み、

人の気持ちをなごませる大人物だった、

 

いえね、実は、僕の理想の男性像である、ムッソリーニも、このヘンリー八世に

多大なる影響を受けていたのです、

背格好や立ち居振る舞い、性格、性質なども、非常によく似ています、

 

この映画は、第二次世界大戦が勃発する6年前に公開された物ですから、

もしかしたら、ムッソリーニも観ていたかもしれませんね、

彼は、イングランド国王、ヘンリー八世を尊敬し、

自分の人生のお手本にしていたのだそうです、

 

これは僕の推測ですが、戦時下のイタリア軍が、何故、あれ程までに弱く、

弱体であったのかと言えば、ムッソリーニの想念の中には、ヘンリー八世時代の、

馬や銃剣で戦うイメージが、若い内から根付いていたからじゃないかと思うんです、

 

20世紀の戦争は、もう、馬や銃剣の時代ではなかったのです、

戦車や、飛行機、大砲、軍艦、毒ガス、などが中心じゃないですか、

もう少し前の、19世紀ぐらいまでなら、それでも良かったんでしょうが、

科学兵器、秘密兵器などが、急激に台頭してきた、あの時代では、

とても、馬や銃剣などでは、太刀打ち出来ません、

 

でも、ヘンリー八世の時代から、19世紀ぐらいまでは、戦争の武器に

それ程、大きな変化はなかった訳ですから、槍や馬が常識的な時代からの、

急激な移り変わりに、あまり馴染めないで、ついて行けなかったんでしょうねぇ、

 

では、話が脇道に反れた所で、この続きは次回に回します、