まず、カツ丼小僧さんの、過去に好きだった、テレビ番組から、挙げてください、
その辺りから、話を進めて行きましょう、
ええ、そうですね、まぁ、ホームページのプロフィールにも、書いてあるんですが、
子供の頃は、やはり、アニメや、クイズ番組が中心だったと思いますよ、
「ゲゲゲの鬼太郎」や、「ルパン三世」の再放送、もっと、小さい時なら、
「仮面ライダー」や、「黄金バット」などです、
子供としては、ごく、当然の路線ですね、………
クイズでは、「アップダウンクイズ」だとか、「クイズタイムショック」、
「ベルトクイズQ&Q」、「クイズダービー」、「アタック25」、
「霊感ヤマカン第六感」、などですね、
なんか、随分と古い、大昔の番組が多いですね、若い人にはピンときませんよ、
あと、「文学・歴史の10」、だとか、「スポーツの30」、といった
固いクイズ番組なんかもありましたけれど、番組のタイトル名を忘れちゃいました、
何でしたっけ………?
「クイズグランプリ」です、小泉博司会の、………15分番組です、パネル形式の、………
ああ、そうでした、そうでした、思い出しました、鎌さん、鋭い、………
僕が、新しいので見ていたのは、みのもんたの「クイズ$ミリオネア」ぐらいのもんです、
でも、なんか、年とってくると、忙しいやら、かったるいやらで、
テレビなんか、ゆったりと落ち着いて観ている時間なんてありませんよ、
子供の頃は、時代もそうだったんでしょうが、たっぷりと時間があったんでしょうから、
普通の人なら、子供時代の番組が、一番、心に焼き付いていて、
馴染みが深いと思いますがね、………
ええ、私もそうです、「悪魔くん」や、「おくさまは18歳 」、「天才バカボン」、
とかね、……… 「天才バカボン」なんて、一話一話、細部に至るまで、
記憶に残っているシーンもあります、まぁ、これは、テレビに限らず、
週刊漫画雑誌や、学校の教科書、参考書などにもにも言える事ですがね、………
とにかく、子供の頃っていうのは、何事も新鮮で、記憶力が抜群だ、
ページの中の事が、写真や絵と共に、未だに脳裏に残っていたりしますからね、
前回にも挙げましたが、テレビが衰退してしまった理由に、
チャンネル数が増えた事で、視聴率の分散化が始まった、これが大きいです、
テレビだけでなく、漫画雑誌もそうです、昔は、「少年マガジン」だとか、
「少年サンデー」、「少年チャンピオン」、「少年ジャンプ」、それくらいしか、
雑誌がありませんでした、もっと前になると、「少年」と「冒険王」だけ、とか、………
学校でも、「昨日の○○どうだった?」とか、テレビや漫画が、
クラスの共通の話題となって、皆で輪になって、
ワイワイガヤガヤ、話し合っていましたけどね、
ヘタをすれば、子供の話に、大人も参加出来るような雰囲気でしたが、………
ビートたけしさんや、明石家さんまさんの「オレたちひょうきん族」
の時代くらいまでは、クラス共通の話題だったような気がします、
だって、スポーツだって、「野球」、そして、「巨人」、と、それだけでしたからね、
今は、「パ・リーグ」だって、J・リーグだって、あるし、球団数も多いし、
何が何だか訳がわかりません、
つまり、平成時代に入ってから、何か、不況時代の流れと共に、
世の中が混沌とした様相を呈して来て、段々と、
中心要の「核」になる物がなくなって来た、
核………?
例えば、「巨人」とか、「長嶋茂雄」、「8時だョ!全員集合」、のような、
家族や、会社のグループ内で、当たり前のように話題に出てきていた、
何か、国民的英雄とか、国民的番組とか、です、
そのような、スター的人間や、番組が出て来ない限り、
もう、2度と、テレビ中心の時代は、やって来ないかもしれません、