いや~~、何か、毎回が楽しみですね、どんな、新しい発見があるのか、………
それでは、カツ丼小僧さん、今回も宜しくお願いします、
いえいえ、こちらこそ、このコーナーは、僕にとっても、
何か、生きがいのような物になってきました、
少しでも長く続けられればいいんですが、………
今回は、「予知」とか、「予兆」と言った物について、
お聞かせ願えたら、と思います、
カツ丼小僧さんは、少しばかりの予知能力をお持ちだとか、………
ええ、でも、まぁ、僕の場合は、予知、というよりも、推理能力なんですよ、………
推理?
そうです、少し前に、話をしましたが、人間の運命は、もう、がんじがらめに、
全てが決まっていて、変える事が出来ないという事、そして、その運命というものは、
全て、あます所なく、「因果応報の原則」によって、神が構築している物である、
という事、
そして、人間は、その「因果」の「果」をはらすまで、死ぬ事が出来ないんだ、
という事、
そう言った事を踏まえた上で、後は、神が、この世をユーモラスに
洒落っ気を交えながら、描いているんだ、という事ですが、
やはり、人間は、それに気づいていません、
ユーモラスに描いている? 具体的には、どういう事ですか?
例えば、昭和時代に、「たこ八郎」などという、ボクサー上がりの
ちょと、タコのような顔をした、耳を半分かじられたようなタレントがいましたが、
彼が、昭和の終わり頃、神奈川県真鶴町の海水浴場で、心臓マヒで亡くなった時、
新聞は、こぞって、「タコが海で溺死」などと、書きたてましたが、
このような事は、誰もが偶然としか思っていませんし、神のユーモアなどとも、
思わないでしょう、 それから、「北国の春」で有名な、歌手の千昌夫さんも、
バブルがはじけて、一時期、千億、などという、途方もない借金を背負い、
マスコミから、「千、真っ青」などと、揶揄されていましたが、
これだって、ただの偶然から生まれた駄洒落にしか過ぎない、ぐらいにしか、
誰も思っていません、 まぁ、故人とか、人の災難の話で、例えは悪いんですが、
このような、名前だとか、その人間の癖、普段の行い、その他、諸々の条件などを、
重ね合わせて行くうちに、その人間の未来像などが、段々と見えてくるのです。
それが、カツ丼さんの言う、「推理」という事ですね、………
ええ、そうです、例えば、現在、僕のノベル、「カツ丼小僧氏の優雅な生活。」で、
勝手に、無許可で登場してもらっている、大橋巨泉さんですが、
この、「大橋巨泉」という名前、実に綺麗な名前ですが、
巨大な泉に、大きな橋が架かっていると、推測して、
では、この、「巨大な泉」というのは、何でしょう?
これは、「太平洋」を表していると、推理しえます、
彼は、日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、と太平洋を挟んで、
各国を行き来する、セミリタイアの、悠々自適人生を歩んでいますが、
この名前から、そのような未来のイメージが推測出来るのです、、
実はまだ、他にも解釈の仕方があるんですが、話が紛らわしくなるんで、
とりあえず、今回はこれだけ、という事で、………
わかりました、では、この続きは、また次回お願いします、………