結局、カツ丼小僧さんは、どのような経路を辿って、
現在の、ウンコ道を歩むようになったのでしょうか? お聞かせください。
僕の子供の頃に愛読していた漫画に、ジョージ秋山さんの「ゴミムシくん」、
(週刊少年チャンピオン連載)という漫画がありまして、まぁ、愉快なギャグ漫画
なんですけども、その漫画の設定が、「女は人間、男は家畜」というもので、
男の食い物は、人間の(女の)ウンコだけでした、
いや、恐らく、現代の少年漫画には、もう、ウンコ漫画はないように思えますが、
当時、僕は小学校低学年で、このようなものを、もう当たり前に読んでいて、
何らの抵抗はありませんでした。
もし、このような漫画が、悪書として弾圧されていて、世に出版されていなかったら、
僕が、現在の道(エロイラスト道)をばく進している事もなかったかもしれません、
表現の自由とは、本当に素晴らしいものです、
確かに、あの、「ゴミムシくん」という漫画は、時代が生んだ、当時の漫画の
雰囲気、そのものを象徴しているかのように思われます、
似たようなジャンルの漫画に、永井豪さんの「オモライくん」や、
とりいかずよしさんの「トイレット博士」などがあります。
そうなんです、当時、僕は子供で、つまり、生まれて間もない頃だったので、
そんなウンコ漫画は、ごく、当たり前のようにも思っていましたし、自分の感覚に、
とてつもなく、フィットしていました、
ただ、やはり、仮に「絵」そのものは似ていたにせよ、赤塚不二夫さんや、
藤子不二雄さんの描く、ギャグ漫画とは違っていたのです。
その、赤塚さんや、藤子さんの描く、正統派のギャグ漫画の中に、
このようなウンコ漫画が、うまい具合に紛れ込んでいた、といった感じです。
当時、「トイレット博士」なんかは大人気で、
漫画を立体で見る、3Dメガネのおまけなんかが、
雑誌(週刊少年ジャンプ)についていたのを思い出します。
メタクソ団の、メタクソバッヂで、「マタンキ~~」、ですね、
私も、友達と、よくやって遊びました。
そして、その後に、劇画タッチのギャグ漫画、「がきデカ」、「マカロニほうれん荘」、と
時代は移り変わって行く訳ですが、
長い漫画の歴史の中で、ウンコギャグ漫画が、隆盛を極めたのは、
後にも、先にも、僕の小学生時代から、中学生時代ぐらいまで、だったような気もします、
まぁ、幾らか前に、PTAや教育委員会が、この程度の事で、漫画を弾圧するのは
おかしい、とも言いましたが、やはり、当時の良識ある大人たちの目から見れば、
かなりの脅威と写っていたかもしれませんね、
でも、自分が、このような人生経路を辿るようになった今、
まるで、このようなウンコ漫画が、自分の子供時代にぶつかったのは、
単なる偶然ではなく、運命であったように思えてならないんです。
そうですね、ましてや、「ゴミムシくん」などは、
「SM」という所まで、共通していますもんね、………
ええ、でも、ただ一つの違いは、
僕の空想世界の中では、「女の方が男の奴隷や家畜である」
という所ですかね、
もちろん、その逆の場合も認めていますし、
そうでなければ、面白くならないと思いますよ、「大日本カツ丼帝国」は、………