僕はどうも、世代的にそうなんでしょうが、最初のシリーズに縁があるんですよ、
この、「刑事コロンボ」もそうなんですが、
「仮面ライダー」、「ウルトラマン」、「ルパン三世」、「天才バカボン」、
「ゲゲゲの鬼太郎」、等、全てそうなんですが、
セカンド、とか、サードシリーズ、というのは、まったく、記憶にありません、
まぁ、僕は、ちょっと、頭も悪いもんでして、
どうも、複雑で、ゴチャゴチャした物がダメなんです。
やっぱり初期の、シンプルな物が、デザイン的にも、話の内容的にも、
自分の性に一番合っているような気もします。
恐らく、神様が、ワザと、僕にシンプルな物を、当てるように
計らってくれているんじゃないかと、思っているんです。
「シンプル・イズ・ベスト」が、カツ丼小僧さんの信条でもあるようですが、………
ええ、そうなんです、あまり、ゴテゴテと飾らないのが好きなんです、
女だって、そうです、 あまり飾り付けた衣装よりも、普通の素朴な洋服が
似合う人、………、多岐川裕美さんとか、………
性格も、笑顔も、シンプルで、よか、よか、ですね、………
あとは、大人の女が好きですね、いや、性格的にですよ、………
感情的にならず、いつも、おっとり落ち着いていて、情緒が安定している人、………
あの、すいませんが、そろそろ、コロンボのお話を、………
ああ、そうでした、そうでした、すいません、
また、前回のようになる所でした、
そうです、コロンボとの最初の出会いは、小学5年の終わり頃、
ノベルの単行本を、購入して、ちょっと、読んでみたのです、
大人の気分を味わいたかった、というのがあったと思います。
購入したのは、「構想の死角」、と「死の方程式」、の2冊です、
しかし、とても難し過ぎて、子供の僕が読めるようなものではなく、
最初と最後の2~3ページ分しか、読まないで、表紙のカバー写真だけを、
ジーーッと、ゴロゴロ寝ころがりながら見ていたのを憶えています、
テレビのコロンボの感想は?
う~~ん、やはり、初期の頃ほど、コロンボがシリアスで、ミステリーっぽいんです、
それで、終わりの回に近づくにつれ、コロンボのキャラクターが、段々、
可愛らしくなっていくんですよ、
俳優の、ピーター・フォークさんは、元々が、喜劇役者出身ですからね、
明るいキャラのコロンボを、好んでいたのではないでしょうか?
そうでしょうね、でも、僕もそうなんですが、
二人組の原作者は、コロンボが、ミステリーの雰囲気から離れて、
段々、明るく、可愛らしくなっていくのを、かなり懸念していたようですよ、
嫌がっていたようです、
それに、ヨレヨレのレインコートも、安葉巻も、オンボロ車のプジョーも、
皆、俳優のピーター・フォークさんの発案だそうで、
原作者のイメージとは、随分違っていたそうです。
ピーター・フォークさんは、かなり、こだわりを持つ俳優だったそうで、
結構、共演の俳優たちを困らせた、というエピソードがあります、
こだわりを持つ、という事は、人間にとって、大切な事なのかもしれませんね、
では、次回は、ファースト・シリーズ繋がり、という事で、
テレビアニメの「ルパン三世」について、語って頂きます、お楽しみに、………