カツ丼小僧の言っている事は全て正しい。 33

僕はどうも、世代的にそうなんでしょうが、最初のシリーズに縁があるんですよ、

この、「刑事コロンボ」もそうなんですが、

「仮面ライダー」、「ウルトラマン」、「ルパン三世」、「天才バカボン」、

「ゲゲゲの鬼太郎」、等、全てそうなんですが、

セカンド、とか、サードシリーズ、というのは、まったく、記憶にありません、

 

まぁ、僕は、ちょっと、頭も悪いもんでして、

どうも、複雑で、ゴチャゴチャした物がダメなんです。

やっぱり初期の、シンプルな物が、デザイン的にも、話の内容的にも、

自分の性に一番合っているような気もします。

 

恐らく、神様が、ワザと、僕にシンプルな物を、当てるように

計らってくれているんじゃないかと、思っているんです。

 

「シンプル・イズ・ベスト」が、カツ丼小僧さんの信条でもあるようですが、………

 

ええ、そうなんです、あまり、ゴテゴテと飾らないのが好きなんです、

女だって、そうです、 あまり飾り付けた衣装よりも、普通の素朴な洋服が

似合う人、………、多岐川裕美さんとか、………

 

性格も、笑顔も、シンプルで、よか、よか、ですね、………

あとは、大人の女が好きですね、いや、性格的にですよ、………

感情的にならず、いつも、おっとり落ち着いていて、情緒が安定している人、………

 

あの、すいませんが、そろそろ、コロンボのお話を、………

 

ああ、そうでした、そうでした、すいません、

また、前回のようになる所でした、

 

そうです、コロンボとの最初の出会いは、小学5年の終わり頃、

ノベルの単行本を、購入して、ちょっと、読んでみたのです、

大人の気分を味わいたかった、というのがあったと思います。

 

購入したのは、「構想の死角」、と「死の方程式」、の2冊です、

しかし、とても難し過ぎて、子供の僕が読めるようなものではなく、

最初と最後の2~3ページ分しか、読まないで、表紙のカバー写真だけを、

ジーーッと、ゴロゴロ寝ころがりながら見ていたのを憶えています、

 

テレビのコロンボの感想は?

 

う~~ん、やはり、初期の頃ほど、コロンボがシリアスで、ミステリーっぽいんです、

それで、終わりの回に近づくにつれ、コロンボのキャラクターが、段々、

可愛らしくなっていくんですよ、

 

俳優の、ピーター・フォークさんは、元々が、喜劇役者出身ですからね、

明るいキャラのコロンボを、好んでいたのではないでしょうか?

 

そうでしょうね、でも、僕もそうなんですが、

二人組の原作者は、コロンボが、ミステリーの雰囲気から離れて、

段々、明るく、可愛らしくなっていくのを、かなり懸念していたようですよ、

嫌がっていたようです、

 

それに、ヨレヨレのレインコートも、安葉巻も、オンボロ車のプジョーも、

皆、俳優のピーター・フォークさんの発案だそうで、

原作者のイメージとは、随分違っていたそうです。

ピーター・フォークさんは、かなり、こだわりを持つ俳優だったそうで、

結構、共演の俳優たちを困らせた、というエピソードがあります、

 

こだわりを持つ、という事は、人間にとって、大切な事なのかもしれませんね、

 

では、次回は、ファースト・シリーズ繋がり、という事で、

テレビアニメの「ルパン三世」について、語って頂きます、お楽しみに、………