カツ丼小僧の言っている事は全て正しい。 31

ついに来ましたね、お待ちかねの「刑事コロンボ」です、

カツ丼小僧さん、さっきっから、ソワソワして落ち着きませんね、

大丈夫ですか? ちゃんと、インタビューの方、答えて頂きますよ。

 

ええ、わかっています、僕も、この時間が来るのを楽しみにしていました、

宜しくお願いします。

 

カツ丼小僧さんが、「刑事コロンボ」と知り合うきっかけになったのは………?

 

ええ、記憶は、幾らか曖昧なんですが、小学校5年生の時(昭和49年)に、

数人の友達と一緒に、近くの本屋に入って、棚に刑事コロンボの単行本が

いっぱい並んでいて、皆がその事について語り合っていたのを聞いたからです。

 

まあね、今まで、本と言えば、漫画だけでしたからねぇ、

でも、家に帰ってからも、父親が「刑事コロンボ」を観るようになってからというもの、

裏でやっていた、TBSの「8時だョ!全員集合」が観れなくなって、

僕が、ちょっと悔しくて、泣きべそをかいていると、

 

父親が、「ん? なんだ、お前も、刑事コロンボを観ろ、面白いぞ、」

というものですから、僕も観るようになったんです。

 

ザ・ドリフターズが、観れなくなったんじゃ、

カツ丼さんも、さぞ辛かったと思いますが、………

 

うん、今、思い出したんですけど、前回で、志村けんさんの事が、あまり記憶にない、

と言ったのも、恐らく、小学6年あたりから、観る物が、「刑事コロンボ」に

切り替わったからだと思います。

 

ただ、ネットで調べてみたら、

僕が小学6年の1975年は、コロンボはあまり放送されていませんね、

中学に入ってからは、もう、「8時だョ!」は卒業の年齢ですので、

「刑事コロンボ」ばかり観るようになり、そのためだと思います。

 

とにかく、昔の事ですので、記憶は、かなり曖昧なんです、すいません、

 

「うちのカミさんがね、………」、とか、「あ、……もう一つだけ、……」、

とか、流行語のようになった言葉も多数ありますし、

あの、チリチリ頭に、ヨレヨレのレインコート、安葉巻、メモ帳、

小さな、ポンコツのプジョーという車、………

およそ、刑事らしくない所が、大衆に親しまれる理由になったんだと思いますが、………

 

それと、極めつけは、あの、オープニングやエンディングのテーマ曲、………

 

そうですね、あの曲は衝撃的でした、………

ドラマを見終わった時の余韻として、心に残る名曲です。

今でも、私は、You tube で何度も繰り返し聴いていますよ、

懐かしくて涙が出ますね、………

 

あ、カツ丼さん、すいません、そろそろ時間です、

この続きは、また次回お願いします。