カツ丼小僧の言っている事は全て正しい。 10

今回は、カツ丼小僧さんの少年時代についてお聞きしたいと思います。

カツ丼小僧さんは、どのような性格の子供だったんでしょうか?

まずは、その辺りから………。

 

ええ、そうですね、まぁ、これは案外、誰でもそうだとは思うんですが、

今のような、一人でいるのが好きで、静寂な雰囲気を好むような性格ではなく、

よく、外に出ては、友達と一緒になって、外を駆け回って遊びんでいる、

というタイプでしたね、

 

メンコ、草野球、人生ゲームやモノポリーのような、室内卓状ゲーム、

ケイドロ(刑事と泥棒の追いかけっこ)、カンケリ、等、遊んでばかり………。

 

あと、漫画を読むのは大好きで、子供の頃、好きだった漫画は数え上げたら

キリがないんですが、漫画を読んでいたのは、大学生時代ぐらいまでで、

それ以来、パッタリと読まなくなりました。

 

それは、何故ですか?

 

自分にとって、面白いと思えるような漫画がなくなってしまったからです。

縦から読んでも、横から読んでも、斜めから読んでも、面白くない、

自分の感性と、まったく合わなくなってしまったんです。

 

僕が、なんとか面白いと思って読めたのは、当時、「週刊少年ジャンプ」に

連載されていた、まつもと泉さんの「きまぐれ☆オレンジロード」や、

新沢基栄さんの「ハイスクール!奇面組」ぐらいまでで、

それ以降の漫画は、殆ど読んでいません、感覚的についていけないんですよ。

 

僕の場合、何故だか、漫画やテレビ番組の強い印象とかが、20歳ぐらいまでで、

ピタッと止まっているんですよ、

どうなんでしょうかね? 子供時代に印象づいた物というのは、

いつまでも、人間の脳裏に焼き付いているんでしょうか?

 

そうですね、若い内は、記憶力もずば抜けていますし、

何を見ても初めてですし、インパクト強くして、新鮮な印象として残っていますからね、

それは確かに人間誰でも、その傾向はあると思います。

何にしても、物珍しい訳ですからね、………好奇心は湧きますよ、

オナニーにしても、………

 

わははははは、そ、そうですね、確かに、最初やり始めたばかりの頃は、

今でも、ハッキリ憶えています、た、確かに印象強いですね………。わはははは。

 

ふふふふふ、カツ丼さんもそうですか? 僕もです。

そういう意味でも、今回の質問は、カツ丼小僧さんの全体を知る上でも、

重要なファクターになると思うんですよ。 正直にお答えください。

 

僕も小学校5年生までは、結構、元気で明るい少年だったような気がするんです。

メンコ、草野球中心で、友達と遊び回っていましたよ、

小学校5年生の時には、クラスで権力を握って、独裁者に近いような感じに

なっていました。

 

えっ? カツ丼さんがですか? とても、そんなタイプには見えませんが、………

 

いやいや、今の僕と比較して貰っては困ります。

それに、リーダーシップを握ったといっても、仁徳があるわけでもなく、

番長のような押しの強いタイプという訳でもなかったので、

ある時、周りから一朝に裏切られ、次の年の小学6年生の時には、

逆に周りから苛められて、袋叩きのような憂き目に合いましたがね………。

 

えっ? それは本当ですか?

では、その面白そうな話は、また次回にお願いします。