H・G・ウェルズ原作の恐怖映画、「透明人間」。

皆さん、こんばんは、
丑三つ時が大好きな、

カツ丼小僧でございます。(笑)

 

今回紹介する、古典恐怖映画は、

「透明人間」(1933年)です。

 

監督は、ジェームズ・ホエール。

 

主演は、………透明人間ですので、

       いても、いません。(笑)

 

ヒロイン役は、グロリア・スチュアート。

       (当時22歳)

「タイタニック」(1997年の物)で、

101歳のローズを演じた女優だそうです。

自身も、2010年に、100歳で

お亡くなりになられました。

 

でも、なんといっても、

原作は、H・G・ウェルズ(ハーバート・ジョージ・ウェルズ)さんですよ。

そう、あの、「宇宙戦争」 (1898年刊行)という小説で、

タコ型の火星人のイメージを、世に広めた人です。

「タイムマシン」 (1895年)や、モロー博士の島」(1896年)でも有名です。

 

アメリカの映画ですが、イギリスの田舎町が舞台となっております。

自ら開発した薬品で、透明人間になった、グリフィン博士は、

元の体に戻ろうとするが、薬の副作用で、どんどん凶暴になり、

やがては、殺人まで犯してしまう………。

 

この映画は、主人公が透明人間なので、当然、特撮だらけです。

あぁ、この時代から、特撮なんて、あったのか、とも思いました。(笑)

それでは、ジョン・フォード監督の「駅馬車」でのアパッチ襲撃シーンも

特撮だったんでしょうか? わかりません。

 

あと、映像がデジタル化されていますので、かなり映りがいいです。

僕としては、昔のそのままの映像をみたかったんですが………。

 

でも、皆さん、もし、ご自身が、透明人間になる事が出来たら、

まず最初に、何をしますか?  

そう、ドスケベな読者諸氏の事ですから、考える事は、ただ一つ。

まずは美女の寝室に忍び込んで、それから、………ウヒヒヒヒ………。

 

 

では次回、順番は逆になりますが、同じく、ジェームズ・ホエール監督の

手による作品で、「透明人間」の2年前に作られた映画、

「フランケンシュタイン」を紹介します。 お楽しみに。(笑)