皆さん、こんにちは、
七つの亀頭を持つ男、
カツ丼小僧でございます。(笑)
え~~、今回は、
ちょっと趣向を変えまして、
邦画の紹介をしますね。
多羅尾伴内探偵シリーズ、
「七つの顔」(1946年)です。
原作、脚本、比佐芳武。
監督、 松田定次。
主演、 片岡千恵蔵、です。
この映画は、戦後、
1946年(昭和21年)から、
1960年(昭和35年)まで、
大映と東映、合わせて11作品製作されて、
興業的に、大成功を収めた映画です。
終戦でしたので、当然、時代劇は作れず、時代劇の大スターであった、
片岡千恵蔵が、刀を拳銃に持ち替えて、変装の得意な私立探偵を演じたのです。
僕の生まれる、十数年前に流行った作品ですので、本来なら、僕は馴染みが
ない筈なんですが、実は、なんと、この藤村大造(探偵・多羅尾伴内の正体)シリーズを、
1978年(昭和53年)の、僕が中学3年の時に、
上村一夫さん(原作)と、石ノ森章太郎さん(当時は石森章太郎)(漫画)による、
ゴールデン・コンビによって、漫画化されていたのです。(週刊少年マガジン連載)
また、映画化もされましたので、次回は、その作品の話を………。
本当に素晴らしく、カッコよくて、その上面白い漫画でしたので、
何度も何度も繰り返して読みましたよ。
特に、最後の謎解きの終わりのシーンで必ず出て来る、
有名な決め台詞に、魅了されちゃいましてね、………
ふふふふ、………その、決め台詞とは、………
「ある時は、片目の運転手………、 また、ある時は、大富豪の紳士………、
また、ある時は、ビルの窓ふき清掃人………、
そしてまた、ある時は、………探偵、多羅尾伴内、………
しかして、その実態はッ………、
七つの顔を持つ男……… 正義と真実の使徒ッ、 藤村大造ッ………。」
え? 何処か頭がおかしいんじゃないかって?
いえいえ、当時は、これが、すっごくカッコいい名台詞だったんですよ。(笑)
※「ある時は、○○○」の、○○○の部分は、その話の内容によって、変わります。