皆さん、こんにちは、
独身だから、浮気なんてあり得ない、
悠々自適の、カツ丼小僧です。(笑)
今回の大ヒット・コメディ映画は、
「七年目の浮気」(1955年)です。
監督は、前に紹介した、
「お熱いのがお好き」で、メガホンを取った
巨匠・ビリー・ワイルダー監督。
主演女優、マリリン・モンロー。
(当時29歳)
主演男優、トム・イーウェル。
(当時46歳)知りません。(笑)
これも、タイトル的には、
「お熱いのがお好き」くらい有名です。
あと、地下鉄の通気口からの突風に、
モンローの白いスカートが舞い上がるシーンでも、よく知られています。
このシーンの撮影が原因で、生真面目一本槍のプロ野球大リーガー選手、
ジョー・ディマジオとの、結婚生活が破綻したそうです。
まぁ、自分の奥さんのスカートの中を他人に覗かれるなんて、
誰だって、いい気持ちはしませんやね。(笑)
それに、当時のアメリカ映画は、やはり、エロには閉鎖的で、
ハリウッドでも、かなり検閲が厳しかったそうです。
今だったら、え? この程度の事でもダメなの?
と、思うような物ばかりです。日本でもそうでした。(笑)
失礼ですが、この映画で、何故、どこにでもいそうな感じのおじさん、
トム・イーウェルを、モンローの相手役に選んだのかと言えば、
やはり、………(笑)そうです、映画を観る男達の共感を呼ぶためだそうです。
ケーリー・グラントや、ゲーリー・クーパーのような、美男では、
客席で観ている(僕のような)フツーのおじさんはシラケますよ………。
やはり、セクシー女優モンローと自分との、激情アバンチュールを、
頭の中で、重ね合わせて観ている訳ですからねぇ。
超セクシー女優と、ハンサムボーイではねぇ。 面白くありませんわ。(笑)
まぁ、全ての映画が、必ずしも、という事では、もちろんありませんで、
グレース・ケリーと、ケーリー・グラントの組み合わせなんていう、
超豪華なカップル、というのもありましたが………。(笑)
色んな映画があって、いいんじゃないですかねぇ。 うんうん、
ところで、このマリリン・モンローという女優、誰もが認める、大スターで、
超美女なんでしょうが、もう、我々若い頃から、その顔にずっと親しんで
来ている訳ですよ。いくらなんでも、これだけ長い事、見ていれば、
いくらかでも、飽きが来る筈なんですけどもねぇ。 来てますか?(笑)
ものの本によれば、男女の恋人としての、熱い間柄が続くのは、
平均して、1年半ぐらいだそうです。
人間の脳の仕組みがそのようになっていて、後は、腐れ縁のようになって、
まぁ、夫婦としては営みは続くでしょうが、愛は冷めていくと………。
いえいえ、恋人時代のような、新鮮味があって熱いのは、
1年半で終わり、という事らしいです。
後は、一緒に生活している内に、相手の前で、屁をこく事も、尻を掻く事も、
鼻くそをほじる事も平気となり、………
あれ? 一体何の話していたんだっけ?
あ、そうだ、映画のストーリー紹介します………。
妻と息子を避暑地に送り出して、束の間の独身に戻った、結婚七年目の男。
その時、階上に、美人のCMモデルが越してきて、浮気の虫が頭をもたげ………。
多少は単調で、退屈な話でも、やはり、モンローが出ているというだけで、
十分、映画は堪能できます。 モンローの映画とは、皆そういう物です。(笑)