マリリン・モンローの「お熱いのがお好き」。

皆さん、こんにちは、
情の厚い、お熱い女が大好きの、

カツ丼小僧です。(笑)

いつもこのブログを見て頂き、

大変、嬉しく思います。

 

今回紹介する、

ハリウッド屈指の傑作コメディー映画は、

「お熱いのがお好き」(1959年)です。

 

巨匠・ビリー・ワイルダー監督作品、

白黒作品です。

 

主演女優、マリリン・モンロー。

     (当時33歳)

主演男優、トニー・カーティス。

     (当時34歳)

     ジャック・レモン。

     (当時34歳)

 

 

この「お熱いのがお好き」は、モンローの出演映画の中では、

タイトル的には、最も有名な物ですが、僕はまだ一度も観た事はありませんでした。

今回が初めてです。

有名な、♪ブブッビドゥ の「I wanna be loved by you」という

名曲も、この映画に華やかな色を添えています。

 

禁酒法時代でのシカゴでのお話。酒場のミュージシャンの、

ジョー(トニー・カーティス)とジェリー(ジャック・レモン)は、

ギャングが、密告者を殺す場面を偶然目撃してしまい、ギャングに追われる羽目になる。

 

マイアミに脱出し、二人は女装して女だらけのジャズバンド一行に、

なんとか潜りこんで姿をくらました。

ジョーは、そこで知り合った歌手のシュガー(マリリン・モンロー)に、

一目惚れして………。

 

というストーリーなのですが、二人(トニー・カーティスとジャック・レモン)の

女装姿、………絶品ですねぇ。(笑)

実は、この映画、最初、カラー撮影の予定が、後で白黒ということになって、

モンローの機嫌が急に悪くなったのだそうです。

 

何故、カラーから白黒になったかのと言うと、ウェキペディアにもありますように、

制作費の問題ではなく、当時のアメリカは、非常に抑圧的な空気が漂っていて、

男の女装姿など、嫌悪感以外の何物でもなかったようです。

 

つまりは、御法度という事ですが、だったら何故、このような映画を作ったのか、

という事ですが、まぁ、時代が進むに連れ、段々と空気も開放的になって、

我々、後世の人が観る頃には、ちょうど、いい感じで熟成した物になっていた、

という、神の計らいなんじゃないでしょうかね。

 

今の人が観ても、十分に楽しめると思いますよ。(笑)