オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」。

皆さん、いつも、このブログを見て

くださり、大変嬉しく思います。
寂しがり屋の、ワタクシ、カツ丼小僧と

共に、いつか一緒に、

楽しい休日を過ごしましょう。(笑)

 

今回取り上げる映画は、

「ローマの休日」(1953年)です。

 

主演女優、オードリー・ヘップバーン。

     (当時24歳)

主演男優、グレゴリー・ペック。

         (当時37歳)

 

ヨーロッパ各国を訪問し、親善旅行中の

アン王女、(オードリー・ヘップバーン)

過酷な日程の中、心身も疲れ果て、

神経衰弱のようになった。

 

 

侍医は王女に鎮静剤を飲ませるが、効かないどころか、余計に目が冴えて

眠れず、侍医のいないのを機に、ちょっと街に出てみようという気になった。

 

こっそり街に出てみたのはいいが、鎮静剤が効いて来たのか、広場のベンチに

寝転んでしまった。それを通りがかりの、アメリカ人新聞記者、

ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)に発見され、助けられ、

彼のアパートの部屋に連れて行かれる事になる。

 

それで、ベッドの上に全裸で寝かせられ、いいように体をまさぐられ、

アソコにイチモツを突っ込まれ、………などというのは、

我々、凡人男たちの考える、ごくフツーの、当たり前の発想ですが、(笑)

 

ここでは、やはり、プラトニック・ラブ、とでも申しましょうか、

そういった不純な動機や場面など、サラサラなく、話はコミカルに爽やかに進行し、

観る側をして、やはり世界の名作映画だ、と思わせるシーンが続きます。

 

アン女王が、スペイン広場で、(名前はスペインでも、ローマにある。)

ジェラートを食べる有名なシーンがありますが、

この他にも、トレビの泉、真実の口、サンタンジェロ城、等、

多くの美しい名所が登場し、(ここは、カラーでないのが、やや残念ですが、)

我々の目を潤わせてくれます。

 

監督は、ウィリアム・ワイラー。 

1953年、アカデミー賞、主演女優賞、衣装デザイン賞、受賞作品です。