伝説の女優 マレーネ・ディートリッヒの「狂恋」。

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ございます。 カツ丼小僧でございます。

これからも、お引き立ての程を………。(笑)

 

え~~、今回の古典映画の論評解説は、

「狂恋」(1946年)です。

 

フランスの映画で、

主演男優は、1930年代~1950年代の、

フランス映画黄金期を支えた、

ジャン・ギャバン。(当時、42歳)

 

主演女優は、前回紹介した、

グレタ・ガルボに並ぶ、伝説のスター、

マレーネ・ディートリッヒ。(当時、44歳)

 

 

粗野で無骨、一本気を絵に描いたような建築業者の男(ジャン・ギャバン)と、

フランスの田舎町で、男の目をそばだたせる魅惑の未亡人との愛憎、愛欲劇です。

 

まぁ、話としては、単純でわかりやすいのがいいですね。(笑)

でも、以前から、マレーネ・ディートリッヒと、ジャン・ギャバンは、

相思相愛の仲だったそうで、その事実がマスコミで明らかにされた後、

この、夢のゴールデン・カップルの顔合わせの映画「狂恋」が実現したそうです。

 

まぁ、ドラマの中では、最後は大喧嘩になって、破局、破綻し、恐ろしい結末を

迎える事になるのですが、………。

 

この映画は、1946年製作、日本でいえば、昭和21年という事になりますので、

ちょうど、戦争が終結した翌年という事とあって、ヒトラーの事が大嫌いで、

アメリカに移住していたマレーネ・ディートリッヒは、大喜びだったでしょうね。

(いや、大戦争だったので、喜ぶとか、開放とか、

そんなレベルの話ではないかもしれませんが………。)(笑)

 

でも、彼女に対する外観 (見た目)の論評の中には、「美女」、だとか、「美人」、

とかいう形容は、ありませんで、大概、「退廃的な美貌」、と書かれているのです。

 

「退廃的な美貌」って一体なんでしょうね? (笑)

まぁ、美人と言っていいのか、いけないのか、でも、何かしら、よく分からないような、

でも、それでいて、人を惹きつける不思議な顔立ち、というのか、………

まぁ、そこの所は、各自映画を観て、判断を下してください。(笑)

 

でも、ドイツにいた頃は、その歌声と脚線美は凄い物だったらしく、

当時のベルリンの男達の注目を浴びたそうですよ。(1992年没、享年90歳)

 

次回は、20世紀最大の大スター、マリリン・モンローです、 お楽しみに。