プレストン・スタージェス監督の「レディ・イヴ」。

皆さん、こんにちは、「あまりレディに
優しくし過ぎると嫌われる」、が自論の

カツ丼小僧です(笑)

 

今回紹介する、コメディー映画は、

「レディ・イヴ」(1941年)です。

 

主演男優は、ヒッチコックの

「間違えられた男」でも紹介した、

ヘンリー・フォンダ。(当時35歳頃)

主演女優は、ビリー・ワイルダーの

「深夜の告白」出演の、当時33歳頃の

バーバラ・スタンウィックです。

 

この映画は、旧約聖書のアダムとイヴを

エピソードにした物で、ニューヨーク行きの

豪華客船の中で繰り広げられる、

ロマンティック・コメディです。

 

 

今回、カード詐欺師のジーン役、バーバラ・スタンウィックは、前に紹介した映画、

「深夜の告白」でも、保険金殺人で、冷酷な犯罪者の役回りを演じていましたが、

実際の性格は、周りから物凄く好かれるいい人だったようで、当時の映画関係者の

話では、彼女と共演したいという男俳優が、後を絶たなかったようです。

 

おかしいですね、………僕の自論と致しましては、俳優の役柄というのは、

その俳優の性格が誇張されて具現化した化身である筈なんですが………。

まぁ、実際の所は、僕もお会いした事もございませんので、どのような方かは、

存じませんで、人間の性格とは、二重、三重、四重と幾重にも重なっている物です。

 

二重人格なんていうのは、生易しい方で、僕などは多重人格者の典型です。

失礼な言い方になりますが、もしかしたら、

映画同様、人前でも「良い子」を演じていたのでは?

 

でも、この女優さんの容貌、風体が僕の好みである事は間違いありません。

こんな、色っぽい、いい女は中々いませんよ。

酔っぱらって、酔い潰れて、ひっくり返りそうですよ。(笑)

 

実は、今回の映画の中でも、ビール学者の御曹司で、蛇にしか興味のない、

世間知らずのお坊ちゃん、チャーリー(ヘンリー・フォンダ)と恋に陥り、

情の厚い女へと変貌して行きます。

 

広い海を背景に、深夜、豪華客船の上で2人が肩を寄せ合いながら、風に打たれて

仲睦まじく語り合うシーンには、大いに魅了されました。