ビリー・ワイルダー監督の「深夜の告白」。

皆さん、こんにちは、 ネグリジェ姿の

美女から、深夜の告白を受けたい、

カツ丼小僧です。(笑)

 

え~~、そろそろ、ヒッチコックDVDも、

底を尽き始めて来ましたので、

ここらで、ヒッチコック監督以外の、

昔の映画を紹介してみようと思います。

まぁ、その殆どが、僕もまだ見ていない

作品になると思いますので、楽しみです。

 

今回、その第一弾となる作品は、

「深夜の告白」(1944年)です。

 

監督は、マリリン・モンロー主演の、

「七年目の浮気」、「お熱いのがお好き」

や、コメディ「アパートの鍵貸します。」

等の作品でも知られる、

ビリー・ワイルダー監督です。

 

彼は、オーストリア=ハンガリー帝国の生まれで、ユダヤ系の血を受け継いでいたので、

ナチスの受難に合い、アメリカに亡命して、映画製作に打ち込んでいました。

性格的には、かなり頑固で、他人や製作会社と、衝突が多かったとも言われています。

 

いやいや、またまた女の話で申し訳ありませんが、このサスペンス映画に出て来る、

バーバラ・スタンウィックという女優、やったらめったら、肉感的で色っぽいんで、

(この映画では、37歳頃) ネットで調べてみたら、結構有名な女優さんらしく、

かなり多くの映画に出演しています。

 

え~~、それで話の内容は、と言うと、まぁ保険金殺人の話なんですが、

「刑事コロンボ」のような、倒叙型ミステリーの先駆けとなった作品で、

殺人の首謀者となった、ネフ(フレッド・マクマレイ)が、会社の自室の中で、

テープレコーダーに向かって、上役のキース(エドワード・G・ロビンソン)に、

殺人の自白を口述する所から、話が始まります。

 

まぁ、前にも話しましたが、「完全犯罪」なんて、滅多に成立するもんじゃありませんよ。

どんなに、緻密に、細心に用心深く計画を練ってみても、実際、犯行に及ぶと、

考えていた事と、まったく違った予期せぬ事態が起こり、自滅するのがオチです。

 

今回の話もそうですが、殺人などという大それた事をするのに、

共犯者を作っては、もうその時点でダメです。 

仮に自分が、どんなに冷静を保っていられる人間であっても、

相手方が、殺人という重みに耐えられない場合も、ままあるからです。

 

この映画の中でも、愛し合っていた2人の男女の殺人犯同士が、

自分たちに容疑がかかってくる内に、段々と険悪な中になっていって、

最後は………。

 

後は、皆さん、DVDで映画をご覧ください。(笑)