ヒッチコック様の、「恐喝[ゆすり]」。

皆さん、こんにちは、カツ丼小僧です。
いつも僕の、ブログ、ノベル、ホームページ

を見て頂き、大変嬉しく思います。

今後とも、ごひいき、えこひいきの程、

宜しくお願い申し上げます。(笑)

 

今回紹介する、ヒッチコックサスペンスは、

「恐喝[ゆすり]」(1929年)です。

 

いや、1929年公開ですからね、これはもう

随分古い映画で、日本で言えば、

昭和4年の時の映画という事になりまして、

こんなに古いモノクロ映像が観れるなんて、

なんか、ドキドキワクワクしますね。(笑)

 

しかも、この映画は、イギリス初の、

トーキー映画だそうでして、イギリスでは、

実は、ヒッチコック監督が、トーキー第一号

                      なんだそうですよ。

 

まぁ、厳密に言えば、サイレント(無声)映画と、トーキー映画、

2つ、混ぜ合わさった映画なんですが、最初は無声映画にするつもりだったそうです。

(無声映画版も残されている。)

 

まぁ、何れにせよ、相当古い映像で、

僕のメルヘン心や郷愁を、存分にくすぐられました。(笑)

 

話の内容としては、タイトルにもあるように、ユスリの話で、

殺人を犯した女を、(正当防衛に近い。)恋人の刑事が庇っているのを

前科者の落ちぶれかかった男に見破られ、その事をネタにゆすられる話です。

 

まぁね、この前科者、なんか、非常に嫌な感じで描かれていますよ。

「なんだ、俺はお前ら2人の秘密を握っているんだぞ、

お前らなど、俺の一存で、どうとでもなるんだからな、へへん。」てな感じで、

嫌味の骨頂、ここに極まれり、といった感じですよ。 反吐が出ますね。

まるで、僕に慇懃無礼な態度を取り続けて来た、

あのホテルマンの奴らと、まったく同じですよ。

 

このホテル責任者、一体自分のホテルの従業員に、どういう教育してるのかねぇ?

今は、僕の住所までバレてしまうので、このホテルの名前は明かせませんが、

いずれは公表して、全面戦争に持ち込むつもりです。

(悔しくて、悔しくて、どうしようもありません。)

 

まぁ、このように、人の秘密を握って、ユスリ、タカリなどをする人間の行く末など、

どうせ、ロクな物ではありませんよ。

例え、殺したのが女の方であったとしても、僕は女の子の方に同情しますね。

 

現に、この映画の中でも、最後、ユスリの男は警察に追われて、高い所から転落死し、

女の子と刑事は、罪がばれずに、ハッピー・エンド、めでたし、めでたしです。

 

作り物の映画の中の出来事でも、そうなんです。

神はちゃんと、見ていますよ。 全ては因果応報です。

何人たりとも、この法則から逃れる事はできません。

 

自分が幸せになりたかったら、卑劣な手段で、

他人を追い詰めたりするような事は、絶対に止める事です。