皆さん、こんにちは。
9月に何かが起こりそうな不安に
怯えています。カツ丼小僧です。(笑)
もし、何かありましたら、助けてください。
今回のサスペンスヒッチコック映画は、
「レベッカ」(1940年)です。
主演男優は、ローレンス・オリヴィエ、
主演女優は、ジョーン・フォンテインです。
ローレンス・オリヴィエ、33歳、
ジョーン・フォンテイン、22歳頃の
作品です。
また、この作品は、今まで、イギリスで
活躍していた、ヒッチコックの
渡米(アメリカ)第一号の作品
でもあります。
ジョーン・フォンテインは、以前紹介した、「断崖」でも、主演女優を務めていますが、
1年後(1941年)の「断崖」と比べますと、今回の「レベッカ」では、随分と子供っぽく、
青臭く見えますが、たった1年で、こうも変わってしまうものでしょうか?
それとも、役柄や演技のせいでしょうかね?
僕個人としては、「断崖」の方の彼女が好きです。(笑)
話の内容と致しましては、英国紳士マキシム(ローレンス・オリヴィエ)と、
ヒロイン(ジョーン・フォンテイン)が、恋に落ち、即座に結婚するのですが、
マキシムは、海で溺死した、前妻レベッカの見えない影に全てを支配されていたのです。
結局、偶然の悪い事が、マキシムに重なったような感じで、
マキシムは、自分がレベッカを殺したという訳でもないのに、
どうせ、警察に真実を話した所で、信じてはくれないだろう、という思いに囚われ、
誰にも、本当の事は話さないでいたのです。
まぁ、僕などは、短絡的な方ですので、何かあるとすぐに、
周りにわめいたり騒ぎたてたりしてしまうんでしょうが、
普通、人間と言うのは、もっと慎重で口が堅いものなのかもしれませんね。
確かに、大声で、真実をがなりたてた所で、必ずしも、周りが自分の味方を
してくれるとは限りませんしね。
あまり騒いだりしないで、隠し通しておく方が賢明な場合もあります。
何か僕みたいに、結構、口が軽い人間だと、ちょっと口を閉ざした、口数の
少ない女に惹かれたりもするんですが、やはりね、僕に対してあまり隠し事を
されてもね、イライラしてくる時もありますね。
まぁ、何もかも本音で語り合うという訳にもいかないでしょうがね、
秘密を腹に溜め込んで置くのがいいのか、
周りを傷つけても、本心、本音でしゃべった方がいいのか、
時と場合によりけりなんでしょうが、
そんなものを、うまく使い分けられる人間など、中々いないでしょうし、
いたとしたら、精神分裂病者ですよ。(笑)
この映画の最後の、屋敷 (大邸宅)が焼けて行くシーンは、ちょっと不気味でしたね。