ヒッチコック様の、「泥棒成金」。

皆さん、こんにちは。 

子供の頃は、フランスの怪盗

アルセーヌ・ルパンに憧れていた、

ねずみ小僧、カツ丼小僧です。(笑)

 

今回のヒッチコックサスペンスは、

「泥棒成金」(1955年)です。

 

前回紹介した、「北北西に進路を取れ」の

ケーリー・グラントが主演男優、

「裏窓」、「ダイヤルMを廻せ!」の

グレース・ケリーが主演女優です。

 

ケーリー・グラント、51歳、

グレース・ケリー、25歳頃の作品です。

 

しかし、このケーリー・グラントという

俳優、若い頃より、50代の時の方が、

                      魅力に満ち溢れ、輝いていますなぁ。(笑)

 

僕も、来年2月で、いよいよ50歳の大台に乗り、大人の男となりますが、

顔は、このケーリー・グラントには似付きもしませんが、

充実した、良い50代の男を演出して行きたいと思います。(笑)

 

さて、映画の話に戻りますが、舞台設定は、南フランスで、素晴らしく綺麗で、

のどかな風景が、数多く出て来ます。しかも超美男美女が主役を演じているので、

多少は、退屈なストーリーであっても、これは十分楽しめますよ。

特に、僕は大学生の時に映画館の大きなスクリーンで観ていましたから、

えらく、豪華な映画でした。(笑)

 

主人公のジョン・ロビーは、若い頃は「キャット」と呼ばれた宝石泥棒で、

今はもう、泥棒稼業から足を洗っていたのですが、フランスのリビエラにある、

高級ホテルで多発する宝石盗難の容疑が自分にかかって来て、真相解明に乗り出します。

 

まぁ、過去に自分の犯した、悪い事と言うのは、こういう形で、(因果応報)

自分に跳ね返ってくる訳ですが、若い内に犯した、罪深い過ちと言うのは、

後々の自分の反省材料という事で、幾らかはやむおえないような気がします。

ただ、ある程度、歳を取ったら、中々許されませんが………。

人間は、若い内の反省材料を抱えながら、段々と大人に成長していく物だと思います。

 

では、悪い事とは、どのような事なのかと言えば、確か、以前にも少し触れましたが、

基本的には、自分がやられて嫌な事ですよ。

 

例えば、自分の部屋に他人が無断で入って来て、

部屋の中の物を、勝手自由に盗んで行ったら恐ろしいじゃないですか。

 

それを大の大人の国家権力が、無邪気にやっているんですからねぇ。

なんとか、ワシが立て直さんと………。(笑)