ヒッチコック様の、「知りすぎていた男」。

皆さん、こんにちは。
警察の内部実態を知りすぎてしまった男、

カツ丼小僧です。(笑)

 

今回、紹介するヒッチコック作品は、

「知りすぎていた男」(1956年)です。

 

主演男優、ジェームズ・スチュアート、

主演女優、ドリス・デイ、

 

美男美女の共演………、ではなく、

美女のドリス・デイ、だけです。(笑)

 

まぁね、観ているのは、殆ど、男ですから、

美男なんか出演させて、観客を

シラケさせる事もないでしょう。(笑)

 

まぁ、「裏窓」でも、言いましたが、

50ぐらいの、ごく普通のおじさんが、

こんな、若くて美しい女性とが夫婦である、という設定がどうにも解せない。(笑)

 

当時、ジェームズ・スチュアート、48歳、 ドリス・デイ、32歳の作品ですが、

映画だと、これで、うまく釣り合って見えるらしい。

 

いえね、僕は、結局は女性崇拝者(フェミニスト)であると思うんです。

(ただ、それを、あからさまに、表に出すのは嫌ですけど。)

何故って、普通の男だったら、若い美男美女のカップルに妬けてしまうんでしょうが、

僕の場合、そうではなく、あんな、歳をとった冴えない中年オヤジが、

あんな若くて美しい女と付き合っているなんて、畜生 ! !、と思ってしまうタイプなんです。

 

でも、よく、中年男の事を、「おやじ」とか、「おっさん」などと言って、

軽んじたり、バカにしたりしますけども、男だって、その歳に来るまで、

かなり辛い事も経験し、無様に他人から踏みにじられたりしてきて、

やっとこさ、年輪を積み重ねて来た訳ですよ。

 

やっぱり、そういう所も理解してあげないとね。(笑)

同じ「男」として、特に……。(笑)

 

どうも僕は、そういう所を軽視してしまう所があるんですよ。

「女」という物に、価値の比重を、強く置き過ぎているからだと思います。

でも、若い時の女の外面的な美しさなんて、あっと言う間ですよ。(笑)

考えてもみれば、そんなものに、それ程価値があるという訳でもない。

 

女だって、やはり、歳を取ってからですよ。

いえね、もう、10数年前に、男優のジェームズ・スチュアートさんは、89歳で、

お亡くなりになりましたが、歌手で女優の、ドリス・デイさんは、まだ、御存命で、

(現・89歳)一体、どんな風になっているんだろうと、好奇心から、ネットの画像を

覗いてみたんですが、

 

2年前の、87歳の時に、「マイ・ハート」というアルバムをリリースしたのですが、

そのCDジャケットの写真は、かなり若く見えて、恐らく、もう少し若い頃の写真だった

のではないかと思います。(この写真の姿が、87歳であるとは、ちょっと思えない。)(笑)

 

まぁ、でも、そんな事よりも、凄いのは、今回リリースした、このアルバム、

UK(ユナイテッド、キングダム)、つまり、イギリスのアルバム・チャートで、

なんと、初登場9位で、最高齢のベストテン入りの記録を樹立したそうです。

 

ドリス・デイさん、本当に素晴らしい、 拍手です。(笑)

もちろん、そのアルバムの中に収録されている、一番の注目曲は、

この「知りすぎていた男」という映画で歌われている「ケ・セラ・セラ」ですが、

 

ドリス・デイさんの人生も、やはり、

♪「ケ・セラ・セラ」(なるようになる)だったんでしょうかね? (笑)