ヒッチコック様の、「マーニー」。

皆さん、こんにちは。 警察官と女には、

絶対に振り回されたくない、

カツ丼小僧です。(笑)

 

今回、紹介する映画は、「マーニー」で、

僕の生まれた年、1964年に一般公開された

映画です。

 

前回紹介した「鳥」が、1963年の作品で、

その次に製作された作品です。

 

マーニー役の、主演女優も「鳥」と同じで、

ティッピ・ヘドレン、

主演男優は「007シリーズ」でお馴染みの、

名俳優、ショーン・コネリー、

 

………なんですが、正直な事を言いますと、

この映画、ヒッチコックの作品の中では、

 

自分としては、左程、面白くなく、サスペンスも、あまり感じられませんでした。(笑)

では、何故、ここで紹介するのかと言うと、ストーリー以外の所で、

幾らか気になる所がありまして、その事について、ここで少しばかり

言及したかったからです。

 

いえ、ちょっと(かなり)失礼な事を言うようですが、このティッピ・ヘドレンという

女優に、左程、女としての魅力は、(僕自身)感じられません。

 

まぁ、その前に紹介した、悩殺女優、グレース・ケリーや、キム・ノヴァクと、

比較するのは、あまりにも酷だとは思いますがね………。(笑)

 

それだけに、今度は逆に、女優のお色気に邪魔されず、ストーリーに集中できるかなぁ、

と思いながら鑑賞しても、何か、肝心な所で、引っかかる所があって、ダメなんです。

 

何なんだろう、と思って考えてみますと、男の主人公、マーク(ショーン・コネリー)が、

相手の女、マーニーに、これだけ、拒絶され、嫌がられても、まだ、なんとか、

自分の物(女)にしようと、必死になって、くらいついている所ですよ。

 

そこの所がね、どうも解せない。 僕にはそういう、男らしさというのか、

バイタリティー、と言った物が、まったくないからなんです。(笑)

 

どんなに相手が、絶世の美女であっても、その相手の女が、自分の事を嫌っていたり、

ヒステリックに、大声でわめかれたりして、拒絶されたら、僕の場合は

もうそれでお終い、ハイ、サヨウナラ、です。

それ以上、深追いするとかいう事は絶対にありません。

 

なんかね、相手が、自分の事を嫌っていると思うと、すぐに冷めちゃうんですよ。

興ざめするというか………。(経験多し?)(笑)

 

まぁ、もちろん、この場合は、ドラマであって、大袈裟な演技なんですけども、

この現実の世界にも、それに準じるような、強引に、嫌がる女を口説き落とす男って

いると思います。(まぁ、そういうタイプの男っていうのは、大概は、

女に嫌われるタイプだとは思いますが………。)(笑)

 

でも、男って言うのは、幾らかでも、

そういう押しの強さっていうのは必要なんでしょうねぇ………。

愛しているなら、力づくでもって奴ですよ………。

 

僕には、ちょっと、考えられませんねぇ………。

でも、今の時代、男と女、逆の場合の方が、多いんでしょうか? (笑)