松坂慶子さんと「浪花の恋の寅次郎」。

今回は、「男はつらいよ」シリーズの
松坂慶子さんがマドンナ役の映画です。

 

いや~~、また、うまく撮れなかった。

何枚も撮ったんですが………。

その中で一番いいのが、これです。(笑)

 

根本的な所で、何かがおかしいですね。

写真家の苦労が、よくわかりました。

都築響一さん、助けてください。(笑)

 

映画「浪花の恋の寅次郎」(1981年公開)

監督 山田洋次 撮影 高羽哲夫

音楽 山本直純 美術 出川三男

 

これも、「愛の水中花」が出てから、

2年後ですから、松坂慶子さん、

28歳~29歳の時の作品ですね。

 

舞台は大阪、………石切神社、通天閣、生駒ケーブル、宝山寺と、色々な名所が出て来ます。

「東(あずま)男に京女」、ですか………。

大阪で芸者をしている松坂さんと、風のむくまま、気のむくままの、

フーテンの寅さんを演じる、渥美清。

良い組み合わせですなぁ。 僕にとって、最も理想となる、組み合わせのカップルです。

何か、今、書いている小説の題材の素が、次から次へと湧いて来そうな、

僕の想像力を、かきたててくれるお二人です。

これから、松坂さんや渥美さんと、競艇場にでも行きたくなってきましたよ。(笑)

 

上の写真にも出ている、大村昆さんや、芦屋雁之助さん、あと、安宿の老人役の、

笑福亭松鶴さんなども、大阪人気質などを、うまく演じていて、

この映画の華やかさを増しています。

あ、この方達は、元々、そちらの方の人達ですか………。 道理で………。(笑)

 

なにかね、中学や高校時代に、修学旅行にでも行った時のような気分になりましたよ。

グループで色々な名所を巡ったり、夜、就寝時間を過ぎても、皆で起きていて、

好きな女の子の事を語り合ったり………。

 

何か、そういった事まで、頭の中でゴッチャになって………。

もう一度、若返って新鮮な気分になって、まっさらな気持ちで、恋愛でも、勉強でも、

好きな事を思う存分やってみたい、という気にもなってきましたね………。

でも、体力が………。(笑)

 

 

※この映画の他の出演者(キャスト)は・・・

 

 倍賞千恵子、 下條正巳、 三崎千恵子、 前田吟、 吉岡秀隆、

 

 太宰久雄、 佐藤蛾次郎、 笠智衆、  斎藤洋介、 

 

 正司照江(現・照枝)、 正司花江、 初音礼子さん、等です。