ナメクジだって、いいじゃないか。(笑)

え~~、タイトルは変わりますが、

前々回まで続いていた、ミステリアス・ゾーンのような話をします。

(こういう物は、多少なりとも、尾を引きずるものです、すいません。)

 

あなたは、もし、来世で生まれ変わるとすれば、何に生まれ変わりたいですか?

 

大富豪? ヌードダンサー? それともイチローのような、スーパースター?

 

いえいえ、そんなものよりも、………

ナメクジなど如何ですかね? ナメクジ………。

 

え? 何? お前、俺をバカにしているのかって?

あんな、気持ち悪い物に生まれ変わってどうするって?

 

そうですか? いいと思いますがね、ナメクジ………。

のんびりしていて、楽そうで、時間に追われる事もなく、ゆったりと、………。(笑)

 

え? どんな事があろうと気持ち悪いのだけは嫌だ?

 

いえね、いつも思う事なんですけど、

ナメクジとか、フナムシとか、ゴキブリのような、気持ちの悪い生物と言いますが、

それは、あくまで、我々、人間の目から見て、気持ち悪いという事ですよ。

 

本人は、自分の事を「気持ち悪い」などと、思っている訳ではないんです。

もし、本人が、そう思って生きている、と言うのなら、それは確かに悲劇でしょうが、

もちろん、そんな事はないと思いますんで………。(笑)

 

我々は、何でも、人間を中心に物を見ているから、

この世の真理が見えなくなるのだと思うんです。

 

生き物の大きさなどにしてもそうですが、

人間から見れば、象は巨大な生き物で、蟻は小さな生物です。

でも、もし我々人間よりも、数億倍大きな生物から見れば、

象も、蟻も、人間も、大王イカも、大きさとしては何も変わりはしないじゃないですか。

 

先のナメクジの話に戻りますが、我々人間はナメクジや毛虫などを見て、

気持ち悪いと思うでしょうが、我々、人間だって、他の生物から見れば、

案外、気持ちの悪い生き物だと思われているかもしれませんよ。

 

だって、そうですよ、

頭のてっぺんからだけ髪の毛がボウボウ生えていて、

手足が、やたら長くて、その先が5本に分かれているんですから、

他の生物から見れば、これはホントに気持ち悪いと思いますよ。

 

ちょっと思うんですけど、宇宙人がね、いえ、我々人間よりも、ずっと、

高度な文明を持った宇宙人がいたとして、ですよ、

実はもう、いつでも、我々人間を簡単に征服できるくらいの知能や文明を

持っていて、もう、すぐ近くまで来ているというのに、

何故、我々を征服をしないのかという理由についてなんですがね、

 

一つは、宇宙人にとって、我々、人間の知能や文化が、余りにも低すぎて、

征服に足る物ではなく、どうでもいい物であるから、とか、

それとも、その宇宙人等が、もう、征服する、などと言う、野蛮な発想すらない程の

進んだ知能を持った生命体であるだとかが、指摘されます。

(藤子・F・不二雄さんの漫画にもありました。)

 

もしかしたら、宇宙人から見た、我々人間というのは、

我々が、トカゲや、黄金虫、モンシロチョウ等を見ているのと、

同じような感じで見ているんじゃないでしょうかね?

 

いや、それどころか、こんな薄気味悪い形をした生物になど、

絶対関わりたくない、好奇心でちょっとだけ見たけど、もうよそう、

早く、この場から引き揚げよう、と、そう思って会いに来ないのかもしれませんよ。

 

我々人間が、海辺の岩に張り付いている、不気味なフナムシの集団を見て、

一目散に逃げ出すようにね。(笑)