今回も数字にまつわる話です。
プロ野球界の往年の大スター、読売巨人軍の王貞治と長嶋茂雄。
20代や30代の方は言い伝えだけで、現役時代の活躍をよく知らない人が殆どでしょうが、
僕や、その上の世代の方にとっては、馴染みの深いスーパー・ヒーローです。
二人合わせて、ON砲、もしくは、オー・エヌ(王と長嶋のイニシャル)と言われ、
この二人が出そろうと、あたかも、「スイッチON」で、
蛍光灯の明かりがパッとついたかのように、巨人というチームに活気や明るさがみなぎり、
我々、日本国民に大いなる、夢と希望を与えてくれたものです。
今のように、セ・リーグ、パ・リーグ、12球団各チームにファンがバラついている
というのではなく、人気や話題はセ・リーグのみに集中し、その中でも特に巨人、
という時代でもありました。(人気のセ、実力のパ)(笑)
それで、本題に入りますが、僕が問題にしたいのは、二人の守備位置と、背番号です。
王さんが、一塁手で、背番号1
長嶋さんが、三塁手で、背番号3 という事です。
あまりに単純明快過ぎて、笑っちゃうくらいですが、
この、「1」という数字と、「3」という数字が、
二人の持つ性格と性質を、そのまま明確に表しているのです。
姓名判断の本によれば、もちろん、この二つの数は大吉数ですが、
数の持つ意味やイメージはかなり違います。
「1」は、全ての基本を表し、その象意は「安定」と「大成」であり、
やや硬直な部分も見られますが、堅実でどっしりとした頼もしい数です。
「3」は、陰陽複合の意味合いを持つ福徳数で、柔軟で躍動的です。
左程の苦労なくしても、才能に恵まれ、幸運を手に入れる事ができる数です。
どうです?
昭和野球界のヒーロー、王貞治と長嶋茂雄の二人のイメージを
それぞれの数が如実に物語っているとは思いませんか?
もちろん、両氏とも引退し、背番号も色々変わっていたりもしますので、
これは、あくまで現役時代の事について述べたものです。
数の吉凶や、性質によって、両氏の偉業を推し量る事に
異を唱える方もおられるでしょうが、
「1」と「3」という数字の意味を、わかりやすく説明するには、
良い例えだと思いましたので、ここに記した次第です。
では、また次回。