皆さん、こんにちは。 今回は、死ぬ間際と言いますか、死ぬ少し前の話をします。(笑)
皆さんだって、「死」については、幾らかは考えた事があると思います。
僕は年中ですが………。(笑)
子供の頃は(小学生の終わり頃か、中学生になったばかりか、そのあたり)
自分の両親がいつかは死んでしまうのだ、という事ばかり考えるようになり、
怖くて悲しくてたまらず、一人、布団の中にくるまって、ぶるぶるガタガタ
震えていたような時期もありました。
今はもう、自分自身、「死」に対する怯えという物は殆どありません。
僕の場合、「生まれ変わり」という物を信じているので、
死ぬ事自体には、何の恐れもありません。ただ、死ぬ間際に病気などで苦しんだり、
痛い思いをしたりで、長引いて死ぬのは嫌です。
苦しみも殆どなく、あっさり死ねればいいのですが、
こればっかりは、どうなるかなんて、僕にも見当がつきません。
本質的に僕は臆病な人間なのですが、「死」について、今まで色々考え過ぎたので、
かなり客観的に「死」という物を見つめる事が出来るようになったんです。
実際よく出来ているもので、「死」の間際になって死ぬ事が怖くて怖くてたまらず、
泣き叫びながら死んで行く、などと言う人は、あまりいないのではないかと思います。
で、僕もその事について色々と考えてみたんですが、
やはり、人間、死ぬ間際というのは、心も体も「死」を迎え入れられるモード(状態)に
入っているんじゃないかと思うんですよ。
年をとって、心身衰弱していて、自分はもう、この世に未練はない、死んでこの世から
消えていっても構わない。 心の中でそううっすら思いながら死んで行くんじゃないかってね。
不治の病に侵され、数年もの長い間、病院のベッドの上で苦しんでいて、
「俺、もういいや、いつまでもこんな苦しい状態にいるのなら死んだ方がましだ。」
と思えるように、うまく神が取りはからっているように思うんです。
それと、ちょっと不謹慎な言い方で、人によっては怒らせちゃうかもしれないんですが、
事故だとか災害などで、一瞬の内に命を絶ってしまう人がいるじゃないですか、
あれって僕、凄い幸運だとも思うんですよ。
いえいえ、ブラック・ジョークなどではありませんよ。
だって、殆ど苦しまないで、この世から消える事が出来たんですから。
まぁ、こういった考えは僕が「生まれ変わり」や「来世」という物を、
もう、当たり前のように信じていればこその物なんですけどね。
もし「来世」という物があって、同じ時間帯に死ぬ事が決まっているのなら、
苦しまないで死んで行く方が、よっぽど幸運だと思いますがねぇ………。